ふるさと納税の不思議
だいぶ間が空いてしまいましたm(__)m
さて、さて前回、前々回とふるさと納税について
いろいろ勝手な考えをぶつけてきました。
できたらこちらの記事から順をおってお読みいただけるとありがたいです。
www.arimonokimagureblog.com
で、この貧乏人のそもそものハテナ?
その集まった税金は、無駄遣いではないのか?
返礼品は、間違っていないのか?
『好きか嫌いかいう時間』や『羽鳥慎一のモーニングショー』などなど
各ニュースでも取り上げられていた違う形のふるさと納税について焦点を当ててみましょう。
見返りのない(いらない)ふるさと納税
前回の記事中にふるさと納税の達人の金森さんの話をさせていただきました。
テレビの中で、出演していた アメリカ人のネルソンさんに
「見返りがないと寄付は、しないのですか?」と、問われて
金森さんは、即答で「一円も寄付しない」と豪語していました。
そもそも、ここが違うのではないでしょうか。
ふるさと納税は、あくまで寄付(寄附)。
見返りのないことが崇高といっていいかわからないけれど
寄付とは、そもそも何なのか。
そこが、引っかかっているところ!!
この制度、寄付と言いつつ
寄付ではなくなっているからおかしいのでは!?
そこでテレビで知ったふるさと納税をご紹介します。
災害支援ふるさと納税
ふるさと納税の説明サイトトップには、
「災害支援」枠がありました
熊本、鳥取、新潟、北海道、岩手・・・
地震だけでなく、台風や火災など、それぞれの自治体に分かれて寄付できるようです。
困った時はお互い様~って気持ちを届ける寄付。
いかがわしい寄付金よりも安心。
(東日本大震災の時、善意の寄付金をNPO法人の方が使い込んでしまっていたなんてニュースになりましたよね)
自治体なら確実に住んでいる人々のために使われる。
気持ちを届けられる安心感はありますね。
広島県神石高原町 ピースワンコ・ジャパン
この自治体は、公共事業だけでなく、
民間団体への支援できるように法整備をしているのだとか。
こちらの民間団体の支援に寄付金が集まっているそうです。
「ピースワンコ・ジャパン わんこと人の幸せのために」
「犬の殺処分ゼロ」を目指した活動に 賛同した方が
ふるさと納税をしてくれているそうで
ピースワンコの運営費の八割を占めているそうです。
これからも、広島から全国へ「犬の殺処分ゼロ」を発信していくそうです。
(猫の殺処分も減らす方向で活動中)
こちらの自治体は、返礼品を用意しているそうですが、
申し込みの時点で、
「返礼品は辞退します」と書かれる方が多いそうです。
「何も品物は望まない。ただ、わんちゃんを…命を…守って欲しい!!」
そんな気持ちで寄付されているのでしょうね。
涙が出てきます素敵な人っているのね~
皆さんからのふるさと納税によって助けられた
(わんちゃん猫ちゃん)みんなの感謝の気持ちは、
きっと、この先、たくさんの幸せとなって
寄付をした方々にかえってきますよ神様は見ているもの
これらの使い道こそ、本来の意味での
納税者が納税の使い道を選ぶこと、といえるのではないでしょうか。
そんなふるさと納税ばかり ならいいなと思います。
寄付
ところで寄付とは・・・?
何ぞや?
~ということで調べてみました。
©三省堂小学国語辞典第5版より
【寄付】公の仕事や神社やお寺・団体などの仕事を助けるために、お金や品物を出すこと。
そっか、寄付そのものの答えはあれど、寄付の概念については、特に書かれていない。
では、大人の辞典には、なんて書かれているのかな?
【寄付・寄附】公共事業または、社寺などに金銭・物品を贈ること。
「母校に財産をーする。」「ー金」
うん・・・やっぱり、見返りは ないものとか、そんな書き方は、していない。
では、掘り下げて
【贈る】とは?
気持ちを込めて人に物を届ける。つけとどける。贈呈する。つかわす。与える。
そっか~寄付って言葉そのものの概念は、
みんなが創り上げてきたのもので、定義があるようでない物なのかもしれない。
ただ、【贈る】の意味を見るに与える、つかわす
・・・のニュアンスには、なんとな~く見返りはない感じ。
私は、寄付を「崇高な精神のもとに無償で贈られるもの」
と思っていたけれど、
そんな風に考えていない方がいても、それも間違いではないのかもしれません。
坂上さんが番組内で「日本は、まだ寄付っていう文化が根付いていないのは確かなんだ」と、言っていました。
これから、「寄付の概念」学んでいかねばならないのでしょうね。