『あたしおかあさんだから』論争
ありもママ、昨年からTwitterを始めています。
つい先日、フォロワーさん繋がりで、どなたかが書いた「おかあさんだけど」というものをチラって見かけました。
まだ『あたしおかあさんだから』という曲があって、論争になっているとは知らなかった時でした。
「共感できる~かな?」くらいでスルーしちゃったのですが
先日、フジテレビ2月16日放送の『ノンストップ』の金曜サミットで取り上げられていたので、私なりに書いてみようと思いました。
今回は、『あたしおかあさんだから』論争についてです。
- 『あたしおかあさんだから』論争
- 『あたしおかあさんだから』
- 横山だいすけお兄さん
- フジテレビ『ノンストップ』金曜サミット~2月16日放送
- 若い女性が不安に思う
- 現役のお母さん達の意見
- 『あたしおかあさんだから』賛否
- 『あたしおかあさんだから』歌
『あたしおかあさんだから』
『あたしおかあさんだから』とは?
絵本作家の のぶみさんが 作詞。
歌は、 横山だいすけお兄さん。
Huluの「だい!だい!だいすけお兄さん」で歌ったそうです。
その後、論争になってリリースが未定になってしまったのです。
(プロモーションには、のぶみさんの絵が添えられる予定だったそうですが、これも未発表に)
のぶみさんの作品で一番知られているのは、こちらではないでしょうか。
お母さんが交通事故で亡くなってしまう、ショッキングなお話なのですが、始めは ちょっと笑えちゃうのです。
そして母としては、自分と重ね合わせてしまって 涙なしでは読めない絵本です。
この本には、他にも続編があります。
どれも、笑っちゃうけど、最後には 泣けちゃう素敵な絵本です
横山だいすけお兄さん
ところで、論争になった背景として〔だいすけお兄さんが歌ったから〕ますます炎上したのか?とも言われているそうです。
「だいすけお兄さんに歌わせないで!」との声があったとか。
知らなかったのですが、だいすけお兄さんって、すっごく人気だったようですね
日本テレビ『世界一受けたい授業』に講師で出演された時の説明で知りました。
4号が小さかったころには、だいすけお兄さんを見ていたけれど。
しばらく離れていたので、代替わりも知らずにおりました。
だいすけお兄さんが『おかあさんといっしょ』を卒業する時、「だいすけロス」と騒がれたとか・・・
体操の弘道お兄さんの時みたい
優しくて、お声もいいし
きっと『おかあさんといっしょ』は、ママさんたちの憩いの時間だったのでしょうね。
フジテレビ『ノンストップ』金曜サミット~2月16日放送
さて、ありもママ、遅ればせながら この論争を知りました。
長男と見ていたのですが
長男は「こんな事で論争なんてくだらない」・・・と一喝。
はい そうね。
でも、母さん、一言いいたくなったので、論争に参加します。
悪いね長男。。
「だって、あたしおかあさんだから」
この日は、設楽さんがお休みだったのでカンニング竹山さんの仕切りでした。
出演は、千秋さん、坂下千里子さん、三倉茉奈さん、井戸田潤さん、ユージさん。
婦人公論元編集長三木哲夫さん と、山崎アナ、渡辺アナ。
インタビュー画面~から始まったサミット
- 「お母さんだから」「お母さんだから」が強調されて嫌です。お母さんだからこうしなきゃいけないっていう感じが嫌です(40代母)
- 子供のために我慢しているっていうのが全面に出ていてネガティブにとらわれそう。こんなんだったら子供欲しくないなんて気持ちに加速しそう(30代母)
- いいと思う。子供には無償の愛って思っているから、普通に聞ける。「頑張れって」言われているような気がする(50代母)
気にならなかったけど 、そんな風に考えるのか・・・
どんな意見があるのかと言うと
「共感した」と言う人
- 歌詞を読んで涙が出た
- 自分より大切なものを見つけたっていう幸せな歌
そう、子どもとの 出逢い(出産)を思い出し、しみじみと感じました。
「不快」と感じた人の意見
- 母親だけ我慢しろみたいに聞こえる
- 自己犠牲を美化しすぎ 押しつけ
う~んそうなるのか・・・
『ノンストップ』では、曲は流さず、歌詞と のぶみさんが提供してくれたプロモーション用の数枚の絵を添えて話し合われました。
若い女性が不安に思う
この歌詞を見て。
茉菜さんは
「辛くなる」
「こんなに(おかあさんは)我慢しなければいけないんだ」
「この歌詞の[あたし]は辛いんだと思う」
「ネガティブになる」・・・と
「少子化にはどうだろう?」
「私なんて、じゃあ無理かも?って思えちゃう」
山崎アナは、
「今まで『ノンストップ』でお母さんが大変だってことを勉強していたつもりだったんですけれども、詩を見てちょっと落ち込んじゃいました。」
「絵を見てみんなさん(千里子さん・茉奈さん)は、イメージ変わったって言っていましたが、[だってあなたに会えたから]の最後のイラストが、うれし泣きかな~と思ったのですが、子どもと一緒に泣きたい気持ちになっている辛さが表現されてて、それを見てさらに大変なんだな~って実感しちゃいました」
若い方が投稿されている中で
- 「そんなに我慢しなくちゃいけないの?」
- 「子育てってそんなに辛いの?」
- 「お母さんに負担を強いる歌」
とくに未婚女性は、歌の「あたし」の生活が、大変と感じ。
ハードルが上がって「おかあさんになりたくなくなる」と思ってしまう感じでしょうか。
インタビューを受けた独身女性は
- [お母さんだから]って言い方が、仕方ないからやっているみたいに ネガティブに感じる。(20代女性)
- 結構重いですね。(母になるってことは)人間性を失われる、一人の女性じゃなくお母さんにならなきゃいけない。この歌はしんどそう(20代女性)
- お母さんに進んでなろうとは思わないかな。我慢しなきゃいけないのかな(20代女性)
若い子等には、未知の世界~耳年増(みみどしま)。
不安に思うのもわかる。
現役のお母さん達の意見
お母さん代表の千秋さん、千里子さん
「(詩の内容は)当たり前のことだから、辛いなんて思わない」
多くのお母さんがそう思うのではないでしょうか?
でも、千秋さんや千里子さんも何度も気にして言っていましたが、
立場に寄って受け取り方が違うかも?
聞く人の環境に寄って受け取り方が違うと思われます。
放送中に読まれた意見(たぶん子育て中のお母さん28歳女性)
盛り上がるにつれて[あたしおかあさんだから]を美しく協調して連続して大きくなっていくその様に恐怖を感じてしまいました。もう頑張っているのに、もっと頑張らないといいお母さんとして認めてもらえないのかと、息抜きしたらいいお母さんになれないと言われている気がして涙が出ました。こんな風に思ってしまう私がイケないのかと落ち込んでしまいました。
そうですよね、感じ方は人それぞれ。
『あたしおかあさんだから』賛否
とどのつまり、みんな環境も立場も違う。
千秋さん
「自分も独身の時は、ママになるって大変だろうな・・・って思っていたけど、(詩の中のこと)辛いことなんだけれど、それをやっている時は、実際辛くないんですよ。それを越えてくる※(ものがある)」
「わがままで自分本位だった私が、娘が一番って自分より先に思えるのが、自動的に勝手に本能的にできたので、(詩の中の)大変だけど大変じゃなくなるんです。」
特に、千里子さんは、母としての愛が溢れているように感じました。千里子さん
↑千秋さんの途中※印では「そう、それを超える、大きな幸せが母にはある」
「子供って自分よりも全然大事だし、何があっても一番守りたい存在だから(詩の後半を指して)あなたに会えたからママは幸せって」
ちょうど、画面下には、Twitterの視聴者からの言葉が
可愛いんだもん。我慢も楽しいよ
それに対して、三木さんは、「(千里子さんの母としての考えは、)非情にいい環境がミックスされて上手くいったケースだと思いますよ。(環境によって)たった一人で子供とずーっと向き合っていると余裕が生まれてこない」と。
- 生まれたばかりの赤ちゃんと生活が始まったばかりのママ。
- 保育園にあずけて働き始めたママ。
- 小学生、中学生、高校生のママ・・・子供の年齢の違いもあるかも。
- 一人目、二人目・・・人数によって
- ご主人が忙しくて育児を一人でしているママ。
- シングルマザーのママ
- 知らない土地で育児に追われるママ
- もしかしたら、主夫のパパも
- ・・・etc 様々な環境や状況の方たち・・・
ありとあらゆる人がこの曲を聞いて反応している、そういうことなんですよね。
『あたしおかあさんだから』歌
『ノンストップ』サミットを見て率直に「どんな曲か聞きたいな~」が、私の感想。
論争になったhuluで放送には、辿り着けませんでしたけれど。
探してみたらYouTubeの「チャンネルボカあさんといっしょ実写」さんに辿り着きました。
こちらでは、お歌が聞けます。
「ボカあさんといっしょ」さんの歌に合わせて、ご本人とご家族の写真がスライドします。
結婚する前かな?恋人の頃から始まり、夫婦になり、子供が生まれ、二人目が生まれて~と、家族の歴史の写真を流してくれていて、とても分かりやすいです。
『ノンストップ』では、詩を読む形でお話されていました。
でも、歌詞だけの状態よりも、音楽として聴いたら、ちょっと感じ方が違うかも?
とっても可愛らしい、いい感じの曲でしたよ。
皆さんは、歌を聞いてみて いかが感じましたか ?
『ノンストップ』では、このほかに育児に携わるお父さん、育てられている子供たちに聞かせてよいものか?など話し合われました。
次回は、そのあたりを書いて、5人産んでいるこの母も ひとこと言わせていただきたいと思います。
今回はここまでm(__)m