生き物の誕生
自然界で子供を授かることは、当たり前のようで、実は難しいことです。
難しいというよりも神秘なことと思います。
あらゆる地球上の生き物の中で子供を欲しいと、神のの領域へ踏み込んでいるのは、人間だけ。
他の動物、ありとあらゆる生物にも手を入れて変化させている人間。
人は、植物の「種」に手を加えて改良と言う名の別のものを作り出し
「掛け合わせ」と言う正統なような言葉で、本来なら生まれてこないであろう種の生き物を作る、はたまた「クローン」と言う名の同じモノ(生き物も)まで作り出すことができる。
人間の誕生には、まだまだ「倫理上の~」と言う 制約もあるから、クローンは試されていないけど、
もっとたくさんの問題もある。
人間の妊娠出産にまつわる事案の中で、今回は、代理母出産について考えました。
事例が出る度、常に議論をし、前進するけれど後退するお話。
子供
私には、子供が5人います。
でも、子どもに恵まれにくい身体かと思います。
二人目を授かる時には、[二人目不妊]と言う言葉が流行っていたので、不安で受診する間際でした。
そんな、「もうできないかも?」を繰り返し、5人を授かったのです。
「5人もいて何言ってるの?」と思われるかもしれませんが、
年が離れてしまったのは、その間、チャレンジしていても授からなかったってこと。
実は、間に流産も経験しているのです。
だから、もし、ひとり目が できなかったら、どうなっていたかは、私にも想像がつきません。
大人になったら、お母さんになって、赤ちゃんを抱くことが当たり前と思っていたからです。
不妊治療
不妊治療をしている方の声は、時たまテレビで聞こえてきますが(ドラマ他でも)
身近にいない、もし居たとしてもあまり話されない?のか 聞こえてこないので、全く知らない事ばかりです。
だいたい聞かれる話は
- 夫婦で臨まなければいけない。
- 女性は薬で身体が大変。
- 男性は検査が恥ずかしい。
- 費用が大変。
いずれも授からなかった時、心に傷を負うことが何よりも夫婦にダメージを与える。
タイミングを計る、体内受精、体外受精、ステップを踏むほど難易度が上がり、費用も比例する。
そして、諦めた時、「ポッ」っと妊娠したなんて、幸せな話も聞かれます。
代理母出産
代理母出産は、メディアで取り上げられた中でいうと『向井亜紀さん』が一番記憶に残っています。
あの時の双子ちゃんもさぞ大きくなったことでしょうね。
子供が欲しい、この手に抱きたい、それは、多くの方が考えることでしょう。
丸岡さんの想いを昨日の「ミヤネ屋」で聞きました。
たくさんのお辛いことがあったことも知りました・・・鬱のこと、二回の流産。
でもご主人との仲の良さは、よ~くわかりまして、幸せなご家庭だな~と思いました。
ロシアでの代理母出産ということは、ロシア人の方が生んでくださったことになりますが、お二人が抱っこしていたのは、黒髪の日本人。
当たり前だけれど、「そっか~ロシア人じゃないんだ~」が率直な感想でした。
それもそのはず、卵子は丸岡さん、精子は有村さん。
お腹を貸してくれたのがロシアの女性なだけで、生まれ来るのは日本人です。
当たり前だけれども、わたしにとっては何とも不思議に思えました。
代理母になってくれる方や弁護士を始め関わる方とお逢いして、交流して、丸岡さんも有村さんもいろいろと感じられた様子でした。
代理母の方に会った時、両腕を広げて迎え入れてくれたそうで、丸岡さんは胸に飛び込んで泣かれたとか。
スタッフの方の話になったら有村さんが感極まって声が出なくなって
ミヤネさんに「また、(丸岡さんよりも)先に泣く~結婚式の時と一緒や~」なんて突っ込まれていまして、
ロシアの代理母出産チームとの良好な関係の中で代理母出産の手続きがなされたんだな~と感じました。
丸岡さんの言葉に・・・
ミヤネさんに「なんで公表したの?」の問いに
丸岡さんは「メディアに露出しているからには、隠し通せない」と答え
その上で「これから続く人のために・・・」と言っておられました。
でも、私は、いつも思うのです。
これは、お金がないとできない話です。
不妊治療をすることも・・・だいぶ費用について国が手を入れきているらしいけれど・・・やはり生活に余裕がないとできないと思われます。
(女性が働きながらでは無理とも聞きます)
まして、体外受精に何十万・・・とため息を聞く中
代理母出産を海外で・・・なんて。
普通の家庭には とても無理です。
向井亜紀さんの時もなんだかスッキリしなかったのは、そこでした
何度も渡米して、代理母を見つけて、出産まで見守り、その後も交流をしていく。。。
私たち貧乏人には、とても無理です。
いくら子供が欲しくても、同じことはできないのです。
では、それって?お金持ちだけの特権?
子供はお金がないと授かれないの?
一番いやな言葉になっちゃうけれど「子供をお金で買うってこと」になりませんか。
でも、子どもが欲しい気持ちは一緒
でも、丸岡さんご夫妻の映像を見るにとてもお幸せそうで、赤ちゃんを ちゃんと育てていかれるだろうことが証明されていました。
そうなんです、私は、不出来な母。
ずっと願って願って苦難を乗り越え
やっとお母さんになった方の意気込みには、到底かなわないとさえ思うのです。
だから、どんな形で生まれ出てきたとしても、生まれた子供はあのお二人の子で、望んで生まれて来たのは、普通の親子と一緒なのです。
しっくりこないのは、お金かな・・・貧乏人のひがみ。
きっと自分の立場に置き換えたら、どうにもできない事だから、妬ましい思いになる?ってことかと。
だから、法整備を・・・と言われても、倫理がどうとかよりも、そんなトップレベルの少数の話じゃないの・・・と思ってしまうのです。
代理母出産で生まれた子供さんをどう考えるか?
では、代理母出産で生まれた子供さんを ありもママはどう考えるのか?と言いますと。
基本的には、生物学的に考え、卵子・精子の方が父母でいいと思いますし、産んだ方は、子宮提供者でいいのでは?と思います。
そして 戸籍は 選べる、でよいのではないでしょうか
以前、飛行機で出産したら、国籍が、産んだ時に飛んでいた国と飛行機会社の国、母の国籍から選べると聞きました。間違っていたらすいませんm(__)m
そんな、感じなら(^o^)代理母の話は、生まれた場所か、両親の国籍で選べるで問題ないと思いますし、難しくないのでは?と思います。
お偉い学者様が、「倫理上~」とおっしゃったとことで、子どもは成長しますし、変に養子縁組なんてする方がややこしい。かえっていいと思われます。
胎内記憶
胎内記憶って聞いたことがありますか?
私は、実際にお子供さんが胎内記憶を語ったことがある方のお話を聞いたことがあります。
変な宗教じゃなくて、そんなことの理解もない小さな頃に、絵本でもテレビでも見た事も聞いたこともないお話をされたそうで、「あの時ビデオに撮っておけばよかった・・・」と言っていました。
『かみさまとのやくそく ~胎内記憶を語る子どもたち~』という映画を見た友人は、とても感動したと話していました。
前者の方も映画を見た友人も「子どもが、母を選ぶのだ」と言っていました
丸岡さんご夫妻もお子さんに選ばれたのだと私は思います。
「何故生まれてきたの?」の問いに
子供は、「人の役に立つため」と応えるそうです。
そして「先ず、一番に役に立ちたいと思うのがお母さん」なんだそうです。
丸岡さんの笑顔を一番見たかったのが、あの赤ちゃんなのでしょう。
ちなみに我が家の子供たちには、これと言ってスゴイ記憶は残っていません。
唯一感じることは「Disneyが大好きな子供ばかりだ」ということです
丸岡さんへ
昔、『ミヤネ屋』での宮根さんとのやり取りに、丸岡さんが淡々と切り替えした様子がいつも絶妙~と思っていました。
これからのお子さんとの人生、どうか楽しんで、この件で嫌な言葉を言われたら また淡々と切り返し、後悔せず、前へ前へ前進していってください!
そして、もう鬱なんて言っていられませんよ!!
お母さんは、いつもにこにこ元気でいなくちゃ!!
本当は、鬱の方に頑張ってとか、言っちゃいけないと聞きましたけど・・・
丸岡さんは、一番贅沢な願いを叶えたのですから、その重荷には耐えなければイケないと私は思います。
『命』授かって本当に良かったです。
おめでとうございますm(__)m
そして丸岡さん、有村さん、ディズニーっていいですよ~
東京ディズニーリゾートに家族で旅行して、幸せかみしめてくださいね
あっ海外ディズニーにも行けちゃいますよね~
いつもながら勝手に貧乏人のひがみを呟いててすいません。
今回は、ここまでm(__)m