『母になる』
日本テレビ水曜、10時放送~
母になるってどんな話しなんだろう?
ドラマの内容も知らないまま、たまたま以前の連ドラの設定のままだったので、三回分録りためていたため、先日見始めました。
あまり、興味がもてなかったら、それきりでいいのだし。。。
第一話
一話・・・衝撃的でした。
最初は、後半の事件の風景から・・・
→何!?何が起こったの!?ありもママ、動機がしました(>_<)
その後に両親がどうやって出会い、愛をはぐくんだか。
お付き合いする前からのシーン。
→少しほっとして見ていますが、さっきのシーンにどう繋がるのか!? ドキドキ、嫌な予感(>_<)
結婚し、子どもが生まれ、幸せな家族に。
ある日、遊園地におばあちゃんも一緒に家族でお出掛け。
みんなで楽しく一日を過ごします。
トレーナーに「KUO」手縫いでアップリケが付いていました。
ママの失敗にパパが追い打ちをかけます。
「くお」「くお」
子供の名前は、「こう」。
その後、お母さんが同級会に出かけます。
こうは、お母さんの居ない日の気持ちを伝えました。
「お母さんが居なくて、淋しくて胸がぎゅーッとなってキューっとなって
それって、愛しいだよ。愛しいだよ。」
その数日後・・・。
私が一番怖いと思う事件が起こりました。
お母さんなら一度は、その恐怖を感じる。
「誘拐」
子供が、ほんの数秒でどこかに行ってしまう。
冒頭のシーンに・・・
ママの間違えて縫った「KUO」のアップリケの付いた黄色いトレーナーと靴が発見され、それきり。
そんな恐怖のお話でした。
時は、2007年「こう3歳」
第二話
それから十年の時を得て2017年春。
生きていたら13歳のお誕生日前、死んだかもしれないと言われた子供が、生きていることがわかります。
この大きくなった子供役は、ジャニーズJrの可愛い子です。
たまたま、4月30日放送の『シューイチ』に番組宣伝なのかな?
ゲストに来ていて、ドラマで一緒の中島裕翔さんと、シューイチメンバーの中丸君の間に居ながらにして(*´▽`*)
「山田君みたいになりたい」と言っていた子でした。
うん、ホントに山田君タイプ。
この子が、なぜ今まで見つからずにいたのか・・・
どう暮らしていたのか、全てが謎のまま、お母さん(沢尻エリカさん)と再会。
(13歳になる)こう「なんて言ったらいいのか、考えたんだけど・・・ここがキューっとなって」と胸の前でグーをして・・・。
お母さんは、三歳の生き別れる前のこうの言葉を思い出し、抱きしめます。
ありもママ・・・涙(ToT)/~~~あ~よかったね~
・・・でも、抱きしめられて「お母さん、お母さん」という、こうの表情がとても冷めていました。
第三話
素直ないい子と思ったら・・・
その後にいままで育ててくれたママの存在が出てきます。
そのママ(小池栄子さん)からの手紙が衝撃的でした。
というより、おもいっきり腹が立ちました。
お手紙は、
「ひとつ、ママがママじゃなくなる時が来ます。
ひとつ、いつか、新しいお母さんが現れるかもしれない。
ひとつ、その時は、「お母さん、お母さん会いたかった」って、涙ぐむのもいいかもしれない。
ひとつ、相手は、いきなり抱きしめてくるのかもしれない、その時は、嫌がらずにジッとしていること。・・・etc」
・・・それはそれは、離れて暮らしていた産みの母親にとっては、
全てが、とげとげしく、嫌な感じで書かれていました。
そして、最後に
「こうが会いたいと言ったらママは、いつでも会いに来る。」と一文で締めくくられていました。。。
お母さん
現在四話まで放送されています。
このまま、ネタバレお話を紹介するつもりはないのです。
お母さんて何だろう。
すごく考えてしまいました。
十月十日お腹の中で一緒に過ごし、苦しみながらこの世に産みだし、
三歳までとは言え、眠れない夜も越えて育てた愛しい我が子。
それでも、お母さんって忘れられてしまうのでしょうか。
知らないおばさんになってしまうのでしょうか。
もし、そうなら なんて悲しい結果でしょう。
反対に、三歳の子が、知らないおばさんをお母さんにしてくれるのかな?
あんなに、(育ての母)ママのことを大好きな子に育って。
思春期なのにママを恋しく想ってくれて。
よく冗談で、こんな会話をしたり、聞いたことはありませんか?
赤ちゃんを抱かせてもらっている知り合いなどが、
「おばちゃん、赤ちゃんもらっちゃおうかな~」なんていうと。
赤ちゃんのママ「どうする~?〇〇ちゃんあげちゃう?」なんて兄弟に言って。
赤ちゃんの兄弟 「だめ~あげない~」(真剣な表情)
なんてよくある冗談話。
もしかしたら、赤ちゃんなら、数日も泣かせれば・・・
おっぱいが無くても、ミルクをあげて、精いっぱいお世話をしていったら、大丈夫なのかもしれません。
でも、ドラマの設定は、お母さんが大好きだった三歳の子供。
誘拐という恐怖の空間から、助けてもらったとは言え。
愛おしいと想っていた母を・・・すっかり忘れ
知らないおばさんをお母さんと思い、暮らしていけるのでしょうか。
「ママに会いたい」と泣くのではないでしょうか。
いずれにしろ、他人を「ママ」と呼び
他の家族がいることすら忘れて、気づかず、
その先、10年間も一緒に暮らすことになるのでしょうか。。。
産みの親としては、信じたくないけど。
でも、もし、育てていく側としては、なんて幸せなことでしょうか。
親子の絆
このドラマには、もうひと家族出てきます。
同じ時期に産み、ずっと懇意にしていた家族。
こちらは、娘さん。こう君と同じ年。
思春期で、お母さんやお父さんにくちごたえもします。
よく見る家族の姿。
こう君と不本意であっても、離れて暮らしていたお母さん(沢尻エリカさん)とのギャップは、否めません。
親になるって、やっぱり、『時』が必要なんでしょうか。
毎日毎日、一緒に暮らす。
当たり前だけれど尊い日々。
幸せな時も、愛おしい時も、抱きしめて、手を繋いで。
苦しい時も、嫌な時も、腹を立てたり、ケンカもして、ゲンコツ・叩いたりも・・・。
でも、その後に・・・抱きしめて、手を繋いで。
(ありもママのここ一番の叱り時は、お尻を出して叩く事)
そんな、月日が、母にしてくれるのでしょうか。
子供
子供は、今日も私を「お母さん・ママ」と自然に呼んでくれる。
このドラマのお母さん(沢尻エリカさん)には、申し訳ないくらい幸せなことなんだ。と、改めて思いました。
正直、子供に「愛しています、愛おしくてたまりません」なんて言ったことなんてありません。
もちろん「大好きだよ~」と、小さい時は自然に言えますが、
こちらは、生粋の日本人(*´з`)欧米人を見習わなくてはいけないところです。
大きくなるにつれて、なかなか、伝えずらい言葉です。
わかってくれているかな?私の気持ち。母の気持ち・・・。
子供が、お母さんて認めてくれなければ、私は、お母さんではないのかもしれません。
ダダの戸籍上の名称。
お母さん、ママ・・・今日も呼んでくれてありがとう。
今日も抱っこさせてくれてありがとう(5号一番下の子)。
そんな思いにさせてくれるドラマです。
第四話で、ばあば(風吹ジュンさん)が、「広・こう」君になぞなぞを出します。
「部屋にお母さんが一人でいました。お母さんが蹴られてしまいました。どうしてだ?」
答えは・・・?
内緒です。
ヒントは、沢尻エリカさん演じるお母さんが正解を出しました。
産んだお母さんにしかわからない(経験)かもしれません。
広くんに 「産みのお母さん」の存在を気づかせてくれた、答えでした。
連ドラ
今回のクールの中で一番重めの連ドラになりました。
ちょいと前だと、「就活家族」みたいな位置づけ。
お話は、まだまだ続きます。
正直、毎週が楽しみ~(≧▽≦)・・・とは、とても言えません
だって、二人のお母さんの気持ちがわかるから、見ていると辛く苦しくなるのです。
広くんの気持ちも考えると辛いです。
だから、なんて言ったらいいのか・・・とっても気になります。
これからどの様に展開していくのでしょうか・・・。
ハッピーエンドならいいのにな(>_<)
今日は、ここまでm(__)m